韮崎にあったヤマト

予約していた本が到着 速攻で読んでいます。前著ももちろん読了。
朝夕の通勤電車でなんとか読了

山梨県の県民性が分かる一冊です。そしてえげつない資本主義の名を借りた
大規模ショッピングモールや問屋のやり口。
2020年4月に前著の出版社が経営破たんしたためアップグレードして続編として
出版との事。
もちろん、経営者としての著者にも落ち度はあったのでしょうが、前著のレビューでも
指摘したように、まさに山梨という地域の民俗性がわかるように思います。
これは山梨で生まれ育った人間でないと理解してもらえないかもしれませんが
コネ、忖度、長いものには巻かれろ、職業職種の順位、メディアの寡占性など。
そんな中で人情とアイデアと実力で進んできた著者を良く思わない県民や商売相手も
多かった事は想像に難しくありません。
補助金に依存せず、地域最優先に考えて行動した著者であることは多くの
スーパーヤマト利用者が認識しているところです。

本書でも書かれていますが倒産時にいかに多くの方々がサポートを申し出たか。
皆さんが復帰に大きな期待をしているのでしょう。

私自身は地元を離れて長いので、著者の父親の事は知りませんでしたが
本書では素性を明かしています。

また著者のホームページからも色々な情報にアクセスでき、小林さんの生き様を知る事ができるでしょう。
本書では著名な哲学者のコラムとなっていますが、鷲田清一さんが前著に関してコラムを新聞に掲載していたりします。

最後に、小林久さんの事業復活を心より祈念するとともにご家族の幸せをお祈りいたします。



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続・こうして店は潰れた (DO BOOKS)
小林 久
同文舘出版
2020-09-11