図書館本

国際開発系の方が推薦していたので読んでみました。

いわゆるマイクロファイナンス(地域の頼母子講とでもいいますかね)をインドで展開した話。
資金的にはJICAなんだけど、活動展開は非常に独自性があり読んでいてなるほどと思う。

援助しない技術:これ重要なキーワードかな
裨益者(この本の場合、インドの貧困地域のおばちゃん達)は出来れば楽にお金や物資(援助)
を得られればOKなんだから。それを簡単に言えば自助努力で持続可能に少しづつレベルアップしていこうとするのが目的

成功談ばかりの報告書
単年度予算の矛盾
勝ち負けもしない共生コミュニティ

そして武器を持たない、戦争をしない日本人の援助しない技術が世界平和の一つの道なんだろうな。

結局は事業(援助)に係わる人の器量や人間力が援助じゃない共生能力なのかな。