自称感染症専門家とか医師とかが好き勝手にワイドショーで騒いでおりますが
本当に検査の事を知っている(経験したこと)があるか疑問
迅速診断キット(現状のインフルエンザ)の様なタイプは開発中であるし
インフルエンザの様に抗原(ウイルス側)をイミュノクロマトで検出する方法や
IgM抗体をターゲットに感染初期を捉えるのかなど色々です。
数日前からPCRが15分で出来る機器が来月から利用可能と大々的に報道されていましたが
機器自体は昨年から販売されていて、試薬チップが来月位に利用可能になるらしい。
ただ、検体(鼻腔ぬぐい液等)からRNAを抽出しなければならないはずで(簡易法は存在するかとは
思うが)どうみても数十分はかかるでしょう。
また、機器自体の判定が現状のプロトコールとどの程度の一致度が有るか等の検討が必要でしょう。
おそらくワイドショーで騒いでいる連中は少なくともRT-PCR(HIVでもコロナでも何でも良いが)の
実験をご自身でしたことが無いのでしょう。
むやみに症状の無い方を検査することが必要かどうか?よ〜〜く考えてみましょう。
もちろん、いくつかの集団を無作為に検査して、ウイルスの浸潤を解析するという戦略はありですが。
ちなみに、コロナウイルス研修のサマリーです。
コロナ検査 サマリー 3人での検査体制
咽頭ぬぐい液、あるいは鼻腔ぬぐい液の場合 14検体とする
朝9時 試薬溶解、器具準備、リスト作成、ラベル作成 (1人)
朝10時 RNA抽出処理開始
検体の分注(一部保存用)
インキュベーション、遠心操作等
キアゲンのキット使用 (2人)
リアルタイムPCR試薬等準備 (1人)
朝11時半過ぎ RNA抽出終了
抽出済みRNAをRT-PCR反応液(マイクロプレートに分注済み)に input ボルテックス、スピンダウン (1人)
正午ごろ ABIのリアルタイムPCR装置にプレートセット(事前にPCでアプリ ケーション起動済み) (1人)
反応開始
13時頃 反応パターン観察 (ウイルス量の高いものはこの時点で陽性確認可能)
14時頃 反応終了 データ保存 印刷
陽性コントロール、陰性コントロールと検体の数値確認後に判定
リアルタイムPCRでない場合はゲル電気泳動でPCR産物を確認して陽性陰性を判断する。
ちなみに厚労省発表の検査数は少ない様には思う。
濃厚接触者の検査は必要だし、患者感染者のフォローアップ検査も当然必要なのだから。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00086.html
本当に検査の事を知っている(経験したこと)があるか疑問
迅速診断キット(現状のインフルエンザ)の様なタイプは開発中であるし
インフルエンザの様に抗原(ウイルス側)をイミュノクロマトで検出する方法や
IgM抗体をターゲットに感染初期を捉えるのかなど色々です。
数日前からPCRが15分で出来る機器が来月から利用可能と大々的に報道されていましたが
機器自体は昨年から販売されていて、試薬チップが来月位に利用可能になるらしい。
ただ、検体(鼻腔ぬぐい液等)からRNAを抽出しなければならないはずで(簡易法は存在するかとは
思うが)どうみても数十分はかかるでしょう。
また、機器自体の判定が現状のプロトコールとどの程度の一致度が有るか等の検討が必要でしょう。
おそらくワイドショーで騒いでいる連中は少なくともRT-PCR(HIVでもコロナでも何でも良いが)の
実験をご自身でしたことが無いのでしょう。
むやみに症状の無い方を検査することが必要かどうか?よ〜〜く考えてみましょう。
もちろん、いくつかの集団を無作為に検査して、ウイルスの浸潤を解析するという戦略はありですが。
ちなみに、コロナウイルス研修のサマリーです。
コロナ検査 サマリー 3人での検査体制
咽頭ぬぐい液、あるいは鼻腔ぬぐい液の場合 14検体とする
朝9時 試薬溶解、器具準備、リスト作成、ラベル作成 (1人)
朝10時 RNA抽出処理開始
検体の分注(一部保存用)
インキュベーション、遠心操作等
キアゲンのキット使用 (2人)
リアルタイムPCR試薬等準備 (1人)
朝11時半過ぎ RNA抽出終了
抽出済みRNAをRT-PCR反応液(マイクロプレートに分注済み)に input ボルテックス、スピンダウン (1人)
正午ごろ ABIのリアルタイムPCR装置にプレートセット(事前にPCでアプリ ケーション起動済み) (1人)
反応開始
13時頃 反応パターン観察 (ウイルス量の高いものはこの時点で陽性確認可能)
14時頃 反応終了 データ保存 印刷
陽性コントロール、陰性コントロールと検体の数値確認後に判定
リアルタイムPCRでない場合はゲル電気泳動でPCR産物を確認して陽性陰性を判断する。
ちなみに厚労省発表の検査数は少ない様には思う。
濃厚接触者の検査は必要だし、患者感染者のフォローアップ検査も当然必要なのだから。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00086.html