これもAmazonレビュー拒否られているな

2006年当時はしっかり掲載されていたけどね。

図書館本

新聞記事で見たので読んでみた。
人の趣味に文句をつけるつもりはない。また冒険であるのならその冒険に反対する権利もない。しかし、それが活字になった時には若干話が違う。先の新聞記事では、20匹のイワナを釣り、その内の10匹を食糧として確保したとあった。サバイバルであるから極力食糧は現地調達だと著者は語る。本書の中に「かって岩魚は渓流のウジといわれ、日本の渓にはいくらでもいたらしい。中略 しかし開発につぐ開発で山河は荒れ、その山を住処にする岩魚も、野生種はほんの一部の山奥でしか見られなくなってしまった。いまでは岩魚は原始の象徴にまでなっている。」と書いておきながら、「森に住む岩魚を食料とするなら、せめて山の中で自分に課す負担を多くして、心の中で岩魚を殺生することを正当化するしかない、負担とは食料や装備を持っていかないサバイバルでありソロであり、長期であり、毛バリであると僕は考えている」と言う。

さらに釣りに関して「そのテンカラ(和式毛バリ)だが、この釣りは渓相、時期によってはエサ釣りよりも効率がいい。美しさ、優雅さ、躍動感をあわせもち、行為そのものに陶酔できる。日頃岩魚が食べているものにハリを仕込むエサ釣りは、仁義に欠いた騙し討ちの感があるが、毛バリは「食いついたお前が悪い」と言い切れる。してやったりという快感はエサ釣りを凌ぎ、生命を奪うことの引き目も少なく、よりフェアーである・・・・・・とは、やはり釣る側の勝手な思い込みだろうか」
釣りをして魚を殺し食うのに釣り方の違いなど関係ないでしょう。勝手な思い込みです。
岩魚を食べる事を否定はしない。されど在来種が絶滅危惧種になろうとしている現在、あえて食料や装備を減らして山にはいり岩魚を食う必要性はまったくないのです。そしてこんな登山を真似する人が出ない事を祈るばかりです。

高桑さんや志水さんとは根本的に違うように思うのはおいらだけだろうか。。。

サバイバル登山家
服部 文祥
みすず書房
2006-06-20