名著となるでしょう。

千葉さんの師匠である太田雄治さん(消えゆく山人の記録 マタギ 1979)をしっかり
継承して民俗学論文としても良いであろう資料・記録および画像。
多数の興味ある画像と聞き取り、フィールドワークの集大成であろう。
非文字での口承伝統をしっかりと文字にし歴史として残していく。
忘れられた日本人となるであろうマタギという生き方
それはまさに森の自然と対峙しながら生かされていた人々の生きる哲学でもある。
そこにまさに循環型の持続可能な生活の知恵が多くある。
我々はそれらを確実に忘却しつつある。


消えた山人 昭和の伝統マタギ
千葉克介 著
農山漁村文化協会
2019-08-07