図書館本 良書

直ぐに読み切れます。
義務教育で教えるべき内容です。

いかに私たちが公文書に関することを知らないか痛感します。

昨今の公文書改竄、破棄、捏造等々。
著者は本来は天皇制に関する研究者でしたが、宮内庁での資料調査等で公文書を調べる過程で
公文書との付き合いが始まったとの事です。

キーワードとしては、
情報公開制度
情報公開法
公文書管理法

特に政策決定での議事録等の重要性を指摘していますが、現実は結果のみが残されていると
指摘。
また都合の悪い資料は無い事に出来る等、多々問題が存在することが分かります。
またのノンキャリが実は情報を占有していてキャリアはそれを元に仕事をしているだけとの事。

敗戦前に多量の戦争資料を焼却指示した軍部や政府を持つ日本です。
民主主義の根幹である公文書をいかに正確に記録保存するのかが問われています。

職務上作成した文書はすべて行政文書にしなければいけない。
決済文書だけ30年保管で、決定過程の文書は1年未満廃棄という問題。
市民社会からの圧力が重要である(アメリカの例)