図書館本

僕が初めてアフリカを訪問したのは1984年その後おそらく30回程度は伺っている。
確か1985年位にナイロビを訪問した際に松本さんの奥様や他のナイロビ在住の方に
お会いした。
当時松本さん(1942-)は特派員としてナイロビにご家族と駐在していたのだと思う。

本書はwebでも考える人に2018年5月から12月にかけて食べる葦というタイトルで連載されたもので、
新聞社の特派員時代や取材で訪れたその土地での食事などを書かれている。

個人的には最後の章 「最高のフーフー」ガーナが非常に興味深い。
訪問は1986年 FAOの「あごあしまくら」無しの招待でのガーナ取材 (ちなみに僕の最初のガーナは1984年)
当時の大統領ローリングス(現在72歳、2019)当時39歳 2度のクーデターを成功させている。
最初の大統領からの発言
「日本の子供はどうして自殺なんかするのかね?え?」
そしてガーナを憂いて、盛んに4文字英語を繰り返したと。

その夜FAOの職員に連れられて最高に旨いフーフーを食べたとの事。

こんな構成

1 世界一うまい羊肉――イラク
2 チグリス川の鯉――イラク
3 羊ひっくり返しご飯――パレスチナ
4 カラシニコフ氏の冷凍ピロシキ――ロシア
5 昼食はパパイヤだけです――ソマリア
6 エクソダスと血詰めソーセージ――南アフリカ・オーストラリア
7 ブドウの葉ご飯と王様――ヨルダン
8 モロヘイヤ・スープはウサギに限る―エジプト
9 スパゲッティマカロニ豆ライス!――エジプト
10 インジェラは辛くてつらい――エチオピア
11 砂漠の中のクスクス――西サハラ
12 ベラルーシのリンゴ――ゴメリ市
13 断崖絶壁バーミヤンのナン――アフガニスタン
14 何がなくても覚醒葉っぱ――イエメン
15 最高のフーフー――ガーナ

あとがき


国家を食べる (新潮新書)
松本 仁一
新潮社
2019-07-12