図書館本

官房長官への質問で有名な望月さん(もちろん武器輸出問題での著作も素晴らしいとNYタイムス前
東京支局長との対談

現政権におけるメディアのテイタラクさを日米の比較も含めて話し合っている。
記者クラブ制度問題は以前より上杉隆さんも著作等で指摘を続けているが
本書においても、その閉鎖性と権力への迎合体質を綴っている。
フリージャーナリストや外国メディアの排除は後進国そのものの様に思えます。

備忘録メモ
アクセス・ジャーナリズム(政府高官との人脈利用等)イラク大量兵器誤報
福島原発震災での政府および東電発表のみの報道による メルトダウン無し誤報
記者クラブという既得権益
発表報道と調査報道
アクセス数かせぎのネトウヨ満足報道
政権に利用されるメディア 日米
朝日 慰安婦報道 福一吉田所長調書ほうどうごの対応ミス
政権の朝日叩きとその対応のまずさ
政権批判メディアへの介入
メディア幹部と政権側の会食等の癒着 政権への忖度
ジャーナリストの異動がない日本 
ネット時代のメディアとその調査力
ワセダクロニクルの挑戦と調査報道
バズフィードジャパンの成功
SNSを使ったファイクニュース拡散(米の大統領選挙)
政権と司法の国策調査 西松事件(小沢一郎)
当局のストーリーの沿った報道 NHKニュース
暗号メイル利用の勧め

権力と新聞の大問題 (集英社新書)
望月 衣塑子
集英社
2018-06-15