図書館本
早川タダノリさんの本は
「日本スゴイ」のディストピア: 戦時下自画自賛の系譜
原発ユートピア日本
憎悪の広告
などを読んできました。
いかに普通の市民がメディア等に騙されてしまうのかが良く分かります。
本書は、改憲案から見えてくる日本の家族という幻影や思い込みを識者の皆さんが
詳しく説明してくれています。
結局は男性優位で男尊女卑的な明治以降の家族制度を復活定着させたい様に思えますね。
改憲では24条を変えたいらしい。
備忘録メモ
サザエさん、3丁目の夕日的な3世帯同居が理想?
家族の崩壊はGHQのせい?
日本の伝統的家族って、いつの時代の?高度成長期?
シングルマザーに冷たい国 男性優位
3世帯同居住宅への助成金の謎
目次はこんな感じ 出版社のHPより
はじめに 早川タダノリ
第1章 「日本的家族」のまぼろし 早川タダノリ
1 日本国憲法が「一家の団欒」を破壊した?
2 「食卓崩壊」?
3 「食卓」像の謎
4 国策としての「食卓の団欒」
5 「日本国憲法」以前の家族理念
6 「家族が仲睦まじく暮らしてきた日本人」バージョン
7 「家制度の復活ではない」という言い訳
8 「わが国の伝統的な家族観が基本」とは?
9 情緒的な「家族の絆」の実体はネオリベ……
第2章 右派の「二十四条」「家族」言説を読む 能川元一
1 改憲論の現状と二十四条
2 二十四条改憲派は何を主張しているのか
3 右派にとって「家族」とは?
4 「自然な」家族とは?
第3章 バックラッシュと官製婚活の連続性――「女性活躍」の背後で剥奪されるリプロダクティブ・ヘルス/ライツ 斉藤正美
1 安倍政権の官製婚活の問題――「三十五歳以上の女はいらない」
2 中高生向け冊子に見るジェンダー・家族像の変容
3 バックラッシュが与えた影響
第4章 税制と教育をつなぐもの 堀内京子
1 税制で誘導される家族のかたち
2 親学は「国家親道」を目指すのか
第5章 家庭教育への国家介入の近代史をたどる 奥村典子
1 一九三〇以前の「家」の観念と家族の特質
2 一九三〇年代の家庭教育振興政策の動向
3 総力戦体制下での家庭教育振興政策の動向
4 近年の家庭教育をめぐる施策の動向
第6章 在日コリアンと日本人の見えにくい「国際」結婚の半世紀 りむ よんみ
1 近現代の日本社会における結婚規範の変遷――「身分違いの恋」の悲劇の超克?
2 言説にみるインターマリッジをめぐる社会規範の変容
3 インターマリッジからみえる日本の結婚観――むすびにかえて
第7章 憲法二十四条改悪と「家族」のゆくえ 角田由紀子
1 二十四条がもつ意味
2 自民党憲法改正草案での二十四条の問題
3 夫婦別姓に関する最高裁大法廷判決の憲法二十四条論
4 二十四条改正の目的はどこにあるのか
著者プロフィル
早川 タダノリ(ハヤカワ タダノリ)
1974年生まれ。フィルム製版工などを経て、現在は編集者として勤務。著書に『「日本スゴイ」のディストピア』『「愛国」の技法』(ともに青弓社)、『神国日本のトンデモ決戦生活』(筑摩書房)、『原発ユートピア日本』(合同出版)など。
早川タダノリさんの本は
「日本スゴイ」のディストピア: 戦時下自画自賛の系譜
原発ユートピア日本
憎悪の広告
などを読んできました。
いかに普通の市民がメディア等に騙されてしまうのかが良く分かります。
本書は、改憲案から見えてくる日本の家族という幻影や思い込みを識者の皆さんが
詳しく説明してくれています。
結局は男性優位で男尊女卑的な明治以降の家族制度を復活定着させたい様に思えますね。
改憲では24条を変えたいらしい。
備忘録メモ
サザエさん、3丁目の夕日的な3世帯同居が理想?
家族の崩壊はGHQのせい?
日本の伝統的家族って、いつの時代の?高度成長期?
シングルマザーに冷たい国 男性優位
3世帯同居住宅への助成金の謎
目次はこんな感じ 出版社のHPより
はじめに 早川タダノリ
第1章 「日本的家族」のまぼろし 早川タダノリ
1 日本国憲法が「一家の団欒」を破壊した?
2 「食卓崩壊」?
3 「食卓」像の謎
4 国策としての「食卓の団欒」
5 「日本国憲法」以前の家族理念
6 「家族が仲睦まじく暮らしてきた日本人」バージョン
7 「家制度の復活ではない」という言い訳
8 「わが国の伝統的な家族観が基本」とは?
9 情緒的な「家族の絆」の実体はネオリベ……
第2章 右派の「二十四条」「家族」言説を読む 能川元一
1 改憲論の現状と二十四条
2 二十四条改憲派は何を主張しているのか
3 右派にとって「家族」とは?
4 「自然な」家族とは?
第3章 バックラッシュと官製婚活の連続性――「女性活躍」の背後で剥奪されるリプロダクティブ・ヘルス/ライツ 斉藤正美
1 安倍政権の官製婚活の問題――「三十五歳以上の女はいらない」
2 中高生向け冊子に見るジェンダー・家族像の変容
3 バックラッシュが与えた影響
第4章 税制と教育をつなぐもの 堀内京子
1 税制で誘導される家族のかたち
2 親学は「国家親道」を目指すのか
第5章 家庭教育への国家介入の近代史をたどる 奥村典子
1 一九三〇以前の「家」の観念と家族の特質
2 一九三〇年代の家庭教育振興政策の動向
3 総力戦体制下での家庭教育振興政策の動向
4 近年の家庭教育をめぐる施策の動向
第6章 在日コリアンと日本人の見えにくい「国際」結婚の半世紀 りむ よんみ
1 近現代の日本社会における結婚規範の変遷――「身分違いの恋」の悲劇の超克?
2 言説にみるインターマリッジをめぐる社会規範の変容
3 インターマリッジからみえる日本の結婚観――むすびにかえて
第7章 憲法二十四条改悪と「家族」のゆくえ 角田由紀子
1 二十四条がもつ意味
2 自民党憲法改正草案での二十四条の問題
3 夫婦別姓に関する最高裁大法廷判決の憲法二十四条論
4 二十四条改正の目的はどこにあるのか
著者プロフィル
早川 タダノリ(ハヤカワ タダノリ)
1974年生まれ。フィルム製版工などを経て、現在は編集者として勤務。著書に『「日本スゴイ」のディストピア』『「愛国」の技法』(ともに青弓社)、『神国日本のトンデモ決戦生活』(筑摩書房)、『原発ユートピア日本』(合同出版)など。