補助金を中央から取ってくる公務員が偉くなるらしい。
そんな事が続く限り、絶対地方再生なんてありえない。
だって、誰もその補助金での事業に対して責任取らないからね。
コンサル、大学教授、地方公務員が食い散らかすだけ。
何か上手くいった補助金事業ありますか? 地方再生につながった?

さて本書

木下さんの書はみんな面白くそして示唆に富んでいる。
それは自らの経験が何層にも重なりあい、多くの方との交流を通してさらに重厚になっている様だからかな。
本書は単に地域再生とか町おこしの方法論や人間関係論ではなく、自らが企業したり自立した生業を始めようとする方にも最適ではないでしょうか?

本書は小説仕立てにはなっていますが、木下さんのこれまでの経験が多分に盛り込まれているのだと思います。特に若い方には読んで欲しいと思います。
そして補助金なんて考えないで(クラウドファンディングもほどほどに)自らがまずは出来る範囲で精いっぱいやる事が成功に繋がるのではないでしょうか?そしてそれが町おこしや地域再生に繋がる。

気の付いた点を幾つか備忘録として
新たな取り組みを潰そうとする地元の権力者
他人の成功を妬む住民(被害妄想的な人々)
補助金情報だけで生活する名ばかりコンサルタント
手柄を横取りしようとすり寄る役人 
資金調達で悩む前にやるべき事
行政と歩調を同じくするコンサル、シンクタンク、大学教授
3か月で資金繰りが出来なくなった南アルプス市の完熟農園(これ結局だれの責任なんだろう?)
今の組織を変えるより一から組織を立ち上げる
補助金の胴元、財務省主計局 補助金のコスパを投書するのも良いかもね。



地方創生大全
木下 斉
東洋経済新報社
2016-10-07