図書館本

やはり根深さんの本は深いですね。
以前の著作で少しカミサマの話が出来てきたと記憶していますが、あえて突き詰めていなかった
と思います。300ページを超える大作です。

本書はまさに根深さんだから出来た聞き取りだと思います。
地域に根差した信仰とでもいうのでしょうか、科学とか技術とかでは決して解明出来ないであろう
神秘体験としてのカミサマの存在。八百万の神、そして地場のカミサマ。

信じて祈る事で救われる生き様、死に対する備えが出来るのだろうと思います。

最後に著名な細菌学者ご夫婦の話が出て来ますが、なにか非常に示唆に富んでいました。