図書館本

なんと読後のイライラ感がつのることか。

元国交省の河川局長(東北大から旧建設省に入省)の俺凄いだろう的なダム万歳ストーリー。
確か、この方は養老孟子先生との対談本も出していて(中高の同窓)、話がかみ合っていなかった記憶があります。

さて、本書ですが、原発も否定しない、火力も否定しない、でも水力はスゴイんだよと都合よく書き進みます。
巨大ダムの時代ではないと言いながら、いまだにダム建設は進んでいます。そして中小の
ダムは必要だと。
筆者は既存のダムでより多くの電力を作り出す方策があるというのが言いたいらしい。
多目的ダムの矛盾(治水と利水)を指摘していますが、多目的ダムというキーワードでダムを作り続けてきたのは建設省・国交省でしょう?
そして最近の豪雨災害(2018年)ダムによる放水による住宅の浸水および死亡事故の責任は?
各種電源のコストやエネルギー利益率(EPR)のデータがどうして1998年とか2006年なんでしょう?
想い出は補償出来ない(ダムで移転を余儀なくされた人々と地域)と書いていますが、ず〜とご自身はダムに係わってきたんですよね?
ダム湖を観光資源に? どれだけのダムが観光資源になりました?

備忘録メモ
ダムは壊れない理由
それは鉄筋が使われていないからだと。半永久的に電力を作り出す
基礎が岩盤と一体化
壁の厚さは100m

多目的ダムは砂が溜まりにくい(電力ダムは排砂用の穴がない)
多目的ダムの運用を変えて、かさ上げ(10%)して水量を増やせば電力は倍
中小水力発電、電力源分散のため(これは同意出来るかな、環境破壊を最低限に抑えて)
砂防ダムの発電利用