図書館本

既に作家としての地位を確立している水道橋博士。
その源流には読書家としての幼少時代から青春時代があるようだ。
そして、竹中労さんへの傾倒。
一次資料を集め、裏を取る。
おそらく書けないネタも沢山あろうのだろう。

そして自身が「うつ」で苦しんだ事も吐露している。
最後の談志さんと泰葉の話などはまさに博士だから書けたのだろう。
芸能界の表と裏を人生劇場としてこれからも晒してください。

そして、竹中労さんの様にエライ人を斬りまくってください。



藝人春秋2 下 死ぬのは奴らだ
水道橋博士
文藝春秋
2017-11-30

エライ人を斬る (1971年)
竹中 労
三一書房
1971