図書館本

2015年以降の青木さんのサンデー毎日の連載および掲載された記事(加筆、再構成)。

権力者というモノはとかく隠し事がある様です。
政治家、警察、大企業などなど。

騙されないためには、もちろん個人のリテラシーも大きく関わりますが、やはり
メディアの権力に対する監視が重要なのだと思います。
メディアの公正中立などは全く望まないし、ありえない(養老先生も良くその様に書かれます)。
ただ、嘘やズルは絶対許されないはずです。

本書ではいかに国家というモノが嘘にまみれ、真実を隠蔽してきたかを実例を挙げて書かれています。

特に面白いと感じたのは、青木さんは前川喜平前文科省事務次官のスキャンダルに関して
官邸の関与を示唆していますが(多くの方がそう感じているとは思うけど)、高橋洋一さんに
よれば(前川嫌いで有名? 「官僚とマスコミ」は噓ばかり (PHP新書)2018)まったく
官邸など関係ないと書いていること。
じゃ、誰が読売にネタを売ったんでしょうね?

モリカケ問題の財務省における公文書改竄や議事録隠し
南スーダン自衛隊日誌問題
大企業(神戸製鋼や日産)の情報改竄

嘘付きが得をする社会はやがて滅びるのでしょうね。

情報隠蔽国家
青木理
河出書房新社
2018-02-24