図書館本

市川さん(1962−)の本は何冊か読んできました。
自らが発達障害であり、多くの問題を抱えながら(食生活、対人問題、長距離移動不可)も
素晴らしい作品を書かれ、また翻訳され映画化されたりしています。

本書はまさに、そんなある日の日常を赤裸々にそして淡々と綴っています。

読み終えて少しだけかもしれませんが、市川ワールドの源流というか背景が理解できた気がします。
そして、平和を希求し、愛に包まれた社会・世界を追い続けていることを。

争い、戦争、兵器、銃、暴力を排除した作品だから世界の多くの人に受け入れられるのでしょう。
自分自身も最近、暴力は争いごとの含まれる小説などは極力読まなくなりました。

これからも、そんな素晴らしい作品を書き続けて欲しいです。
そして、少しでも体調が良くなり、奥様とご一緒に世界に出かけて行かれますように。


私小説
市川 拓司
朝日新聞出版
2018-03-07