図書館本

かなり怖い、でも近未来はこうなるのだろうというニッポン

2016年9月放映の同名番組の取材を元にまとめられている。

少子高齢化がもたらす人口減少社会は果たして単なる人口減少だけで収束するのか?
社会として成立しない共同体が乱立し、荒廃滅亡するのではないのか?
成長神話を未だ信じて、経済成長こそが日本の明るい未来だと思って良いのか?

今後想定されるインフラの老朽化でどれほどの税金が必要になるのか?
国家財政破綻は避けられるのか?

残念ながら100点満点の解決策はなさそうである、そうであるならば、個人個人が
生き残る方策を考えておかねばならないのだろうと痛感した。

備忘録メモ
東京の単身者高齢化の未来
北海道夕張は特別ではない 縮小ニッポンの見本
夕張の市営団地の今 補修されない、追い出される現実
現状の公共インフラの維持すら不可能
持続的なまちづくりは可能か? 住民組織の対応力
地区の集約 森に戻す地域、保持活用するエリアの線引き
集団移転も解決策 早めが良い 「村おさめ」
ドーナツ化現象の終了
社会保障費の増大
2025年団塊の世代が75歳以上の後期高齢者に

縮小ニッポンの衝撃 (講談社現代新書)
NHKスペシャル取材班
講談社
2017-07-19