図書館本

上さん(1968− 灘ー東大医)の本は何冊か拝読しています。
日本における医療、医学教育等の問題点を分かりやすく説明しています。
今回は医師数と病院経営等の問題点に焦点を当てています。
医師の過労死・自殺なんかも新聞報道されている現在、果たして日本の医療現場は今後どうなるのか?

医師数、看護師数、理学療法士数が現場では足りていない、しかし毎年医療費は1兆円づつ増加している現実もある。
画一化した、あるいは利権とも考えられる制度や枠組みをどの様に変えるべきなのか?

過度とも思われる高齢者への高度医療は今後も続くのだろうか?と思ってしまいます。

備忘録メモ
大学の偏在や都立病院の偏在 軍が築いたナショナルセンター(国立病院)
厚労省は医師の高齢化を見落としている
医学部定員増に貢献した舛添さん
医師が増えると医療費が増える=医師誘発需要説は否定されている
医学部定員規制 利権 レベルの低下
医師派遣の儲ける寄付講座のカラクリ 副業に精を出す教授 医師派遣という利権
仙台厚生病院の成功 若手医師養成に投資