図書館本

北尾さんの本は、狩猟の本は知っていたので、何気の本書を手に取った。

ここまで歯に特化したエッセイがこれまであっただろうか?
まさに小生と同年代の北尾さんにとっての歯医者さんは
削って詰める、あるいはいきなり抜歯という痛い想い出ばかりなのである。

特に北尾さんは歯が弱いらしく、最初のインプラントが壊れてからの詳細な記録を
本書で綴っている。もちろんそれ以前の歯痛と歯医者さんとの対峙の話も。


テキストを読むだけで歯がムズムズしてきて、歯肉が痛んでくる感覚が湧き上がるのである。

最終的にはメデタシ、メデタシなのだが、ご本人からするとまさに人生における戦争体験記の
ような感じだろうか。

是非とも、本書の印税で少しはインプラント代を補てんしてもらいたいと思う。

幸運にも欠歯は何本かあり、ブリッジもあり、詰め物、被せモノの歯も何本かありますが
いまだインプラントはない読者より。