図書館本

副題:平頂山虐殺と731部隊への道

筆者が自らの足で歩いて記録した本。

2017年夏、NHKは731部隊の新な事実をロシア裁判資料から明らかにしましたね。

未だに明かされていない戦争に関する事実。

戦争には常に加害性と被害性の切り口があると思う。

そして自国の歴史に記述されているテキストが果たして正しいのか?
都合の悪い事実を加害側は常に隠蔽しようとするのだろう。

未だに南京虐殺が無かったとまことしやかに主張する人が居る。

そして多くの日本人(自分を含めて)が知らない平頂山虐殺(3000人に及ぶ)を
中国をどの様に記録しているのか。1931年9月16日 

そして731部隊という狂気の集団の悪魔の行為。しかし幹部は罪を逃れた歴史。

被害や虐待を受けた側が何を思うか?そこを想像出来ない日本人にはなりたくないと思った一冊。
沢山の写真が掲載されていて中国の様子も分かります。