宮城秋乃さん(1978−)の写真図鑑であるとともに殺される動植物と自然の記録でもある。

宝箱の様な多様性に富むやんばるの森。
もちろん毒を持つ動物や昆虫もいるだろう。
でも、それはあくまでも人間という動物の価値観だけなのですよね。

ヘリポッドという戦争訓練用の施設を森を殺し、動植物を殺して作る人間。

言葉を発することが出来ない動植物の姿をアキノ隊員は撮り続けている。
ご自身のFBやHPで素晴らしい写真を公開されているので、そちらも御覧ください。

是非とも多くの方に見て頂きたい本書でもあります。

壊される森の写真を平気で見られる人が少ない事を祈る。

犠牲のシステムのしての沖縄をいつまで続ければ良いのか?

犠牲のシステムとは(高橋哲哉 東大教授)
「犠牲のシステムでは、或る者(たち)の利益が、他のもの(たち)の生活(生命、健康、日常、財産、尊厳、希望等々)を犠牲にして生み出され、維持される。犠牲にする者の利益は、犠牲にされるものの犠牲なしには生み出されないし、維持されない。この犠牲は、通常、隠されているか、共同体(国家、国民、社会、企業等々)にとっての「尊い犠牲」として美化され、正当化されている」


宮城さんを取材した記事がこちらから読むことが出来ます。8月17日 鎌田彗さんの取材
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170817-00010387-jprime-soci&p=1