図書館本

里山の奥山化が言われています。
緩衝地帯(バッファーゾーン)が無くなりいきなり熊が民家周辺に徘徊したりする。

米田さん(1948−)は行政での自然保護等に係わり退職後にクマの研究者として活躍されている
との事。
ご自身も何度か熊と遭遇したそうだ。
多数の事故をデータベース化して、熊に遭遇した時の対処法などを綴っている。
ただ、結論から言うと、これで絶対熊に襲われることは無い!という方法は無い様である。

まずは熊に出会わない様に努力するとともに熊の生態を知っておくことはリスク管理上
非常に大切なことであると本書は教えてくれます。

備忘録メモ
事故数1993件 被害者総数2255人の記録から考察
多くの例は熊に襲われるべくして襲われていた。
1人でのタケノコ採りは命を落とす。くらいの警告文が良い。 57人が襲われ11人死亡
受傷数 頭部が圧倒的
鈍器当を振り回すとクマが逃げて、軽傷率が高くなる
クマの攻撃性が低い状態で襲われた時は首をガードして死んだ振りをした方が重傷化を防ぐ(うつぶせ首ガード法)
蟠踞(ばんきょ:抱き込んで守っている様子)
5,6,9,10月は事故が多い
突き出し型の反撃にクマは弱いようにみえる

熊が人を襲うとき
米田 一彦
つり人社
2017-04-24