図書館本

原著 ELON MUSK, Tesla, Space X and the Quest for a Fantastic Future 2015

1971年南アフリカ生まれのイーロンマスク評伝。
常に毀誉褒貶と隣り合わせの人物であるが、この評伝は好意的に書かれている。
ただ、これまでの業績を見れば、天才の一人である事は間違いないし、普通の男性である一面も分かる。

普通なら一人で一つの事業を世界トップに押し上げる事も難しい。
しかしマスクは本書で書かれているスペースX,テスラモータース、決済システムのペイパルを成功させ
現在はリニア新幹線など問題外の速さの高速移動手段であるハイパーループ計画を着実に現実化しつつある。
誰よりも勉強し、誰よりも働きつづける男。
火星移住を夢見ている男。

備忘録メモ
社会的に意味のある世界観
子供時代の多読 図書館の本や百科事典を読破
カナダでの稼ぐための重労働 チェンソーの資格も
インターネット、宇宙、再生可能エネルギーの3分野への夢
「私はサムライの心を持っています。失敗で終わるくらいなら切腹します」
モチベーションはお金ではない
2002年スペースX 2008年 ファルコン1打ち上げ成功(4度目)海上船舶着陸は2016年に成功かな
電気自動車事業 バッテリー開発 トヨタ ダイムラーも出資 2010年上場
日産カルロスゴーン テスラは「取るに足りない存在」
テスラ危機 グーグルのラリー・ペイジがサポートを約束 結果的には買収にいたらず
太陽光エネルギーが地球の表面を1時間照らす量は、あらゆるエネルギーの消費の1年分に相当
ソーラーシティ計画 太陽光パネルで充電スタンド テスラ車に無料充電
2013年ハイパーループ計画 電力は太陽光発電 時速800マイル(2187km)
カリフォルニア州の高速鉄道計画に対する反感から 600億ドル、超特急としては1マイル当たりのコストが世界一高く、スピードも世界一ノロイ
宇宙インターネット計画 衛星利用


イーロン・マスク 未来を創る男
アシュリー・バンス
講談社
2015-09-16



さらに地下トンネルの企業まで作った様だ。