ニセ科学特集

このニセ科学特集は本書では、2014年春号、2015年春号、2016年4月号と特集され今回が4回目。
率直に思うのは、どうして未だにニセ科学が蔓延しているのかということ。
どうして、簡単に信じてしまうのだろうか?

やはり子供の頃からの理科や科学の教育の不備も一つの問題だろうし、高校から文系、理系なんていう人生の分け方をする日本の問題でもあろう。

さて、今回の特集の目次(HPより)
超常現象と疑似科学の心理学 菊池 聡
『反オカルト論』の反響 高橋 昌一郎
放射能とニセ科学 菊池 誠
メディアを賑わす「地震予知」のニセ科学性 上川 瀬名
天然・自然vs. 人工・合成 桝本 輝樹
週刊誌の健康・医療記事はどこまで信用できるのか? 小内 亨
なぜ、このようながん治療法を信じてしまったのか 左巻 健男
酵素、発酵、酵母- ごっちゃになってません? 小波 秀雄
インチキ? それとも広告範囲? くられ
幽霊の科学性をあえて評定する 石川 幹人
EM は水質を浄化できるか 飯島 明子
「 縦波の重力波」とは一体何か? 長島 雅裕
行政や教育現場に忍び寄るニセ科学 大石 雅寿
消費者問題としての「ニセ科学」 平林 有里子
マルチ商法とニセ科学の親和性について 猫 小次郎
住民と行政を惑わした「ホタルの光」 松 いたる
科学/ 非科学/ 疑似科学 夏目 雄平

最も注目したのは、板橋区のホタル事件 
良くもこんな公務員(博士号を持つ)を野放しにしておいた(懲戒免職、現在裁判中)ものだと。
ホタルで不正、そして、ホタルは自然のガイガーカウンターだと主張し、さらにナノ銀で福島は除染出来ると!放射能を分解・無害化できるそうだ。
さらに問題なのは、それを信じた国会議員らが居る事。(EMも同じ構図)

個人的に興味深かったのは地震予知の話で、関東では震度5弱以上の地震は年に3回ほど起きているという事実を知っていれば、関東で4か月以内に震度5が起こるという予測が当たって当然ということ。
まったく予知でもないですね。なるほど。

DeNAのキュレーション(まとめ記事)問題にもなった週刊誌やネットの記事の信憑性に関して、ベネフィットを語らず、リスクのみを取り上げる記事(あるいはその逆も同じかな)は疑って読むリテラシーが必要。また治療批判しても代替案が示されていなかったり、専門家の意見の都合の良い部分だけの引用とか。

次のテキストが記事やネット情報にあったら注意!
波動、共鳴、抗酸化作用、クラスター、エネルギー、活性(化)、免疫力、即効性、万能、天然

酵素を食べても結局アミノ酸に分解されて吸収されるのです。

親学(日本会議に絡む人が提唱)の怪しさと嘘。

EMでプールや河川浄化のウソ 弱酸性のシュウ酸罪が同じ効果。 EMも単に弱酸性

どうか良い子は変な大人に騙されないようにしっかり理科や常識のお勉強をしましょうね!!