読んでいたと思っていたら、これ読んでいなかった。図書館本


本間さんの原発広告シリーズ。

原発広告 2013
原発広告と地方紙――原発立地県の報道姿勢 2014
原発プロパガンダ (岩波新書) 2016

本書が最初の原発と報道に関する本間さんの著作でしょうか。
大手広告代理店のすごい舞台裏 電通と博報堂が圧倒的に強い理由 2012年という著作もあります。

いかに広告代理店がメディア支配を行い、広告主のためにだけ動くかが分かります。
古くは田原総一朗さんの原子力戦争(1976)同名映画等がやはり電通の暗躍を描いています。
東電、および電事連等と広告代理店の関係性そしてメディアと広告媒体による洗脳の関係性が福島原発震災で明らかになったわけです。
情報操作(洗脳、プロパガンダ)と自主規制(メディア内の)の強要


さて本書の備忘録メモ
本間さんは原子力資料情報室の会員だった(高木仁三郎さんが作られたんですよね)
広告代理店と広告主の関係性 アクシデントマニュアル トップニュースにさせない、事故報道はしても(東電の)責任の所在に言及しない なるべく深刻な内容にしない
番組内容の事前要求 放送中止要求 反対派出演者の変更要求 別番組制作要求
スポンサーから降りるように要求
コメンテーターの降板要求
週刊現代と週刊ポストの原発報道の違い

広告代理店の内情 
クライアント様のためならなんでも
広告代理店イジメな企業(扱う広告金額にもよる) JAL、松下?
報道の自由か経済原理か 広告代理店と大手メディアは持ちつ持たれつ
新聞社の売上高に占める広告収入 徐々に減ってきているが巨大 (3割程度維持)
広告代理店には開発のリスクも在庫リスクもない、つねにその時代の儲ける企業(権力)に寄り添う
大量出稿、大量消費のビジネスモデルは終焉に スポーツイベント等にシフト?(オリンピック、ワールドカップ)
電通がなぜ公正取引委員会の調査対象にならないか謎(政治家子弟の雇用、メディアへの著名人子弟の雇用?)


原発プロパガンダ (岩波新書)
本間 龍
岩波書店
2016-04-21




原発広告
本間 龍
亜紀書房
2013-09-25