図書館本

初出は1979年 アサヒグラフ 「パイプの森の放浪者」

原発労働者として原発に潜入したフリージャーナリストの堀江さん、そして絵を今年亡くなられた水木さんが担当。

原発労働者のリアルな労働状況が1970年代の中で語られている。
被曝は日常である。
種々な理由で労災に認定されない闇。

そして2011年の福島原発災害。

石炭の炭鉱では「唄」が生まれたが、原発では決して「唄」は生まれないと佐野眞一氏が指摘していたことを
思い出した。

常に犠牲を前提とした原発というシステム。

再稼働を急ごうとする勢力が跋扈している2015年が終わろうとしています。