僕は日隅さんとは面識はありません。
しかし、福島原発震災での東電への取材やその発信はあまりに有名でした。

その後、もんじゅでのエリート社員の自殺案件での弁護にも日隅さんが参加されていたことを知りました。

亡くなられた後に仲間の皆さんが日隅一雄・情報流通促進基金を作られました。

この作品は彼の遺志が生かされている本だと思います。
正直にありのままの事実を隠さず伝えること、それが私たち大人の義務だと思います。

日隅さんの暖かさがきっと子供たちに伝わる絵本だと思います。
読み聞かせてあげてください。
そして、子供たち自身が自分で考えることの大切さを知ってくれることを願わずにはいられません。



本書の紹介より
弁護士・日隅一雄さんが、病の痛みで眠れない夜に一篇の童話を書きました。そこには、命をかけて子どもたちを守ろうとした自身の姿と、人と社会への愛がつまっていました。この絵本を通して、私たちに託された思いをいっしょに考えていきましょう。


ウホウホあぶない ウホウホにげろ (1)
一色 悦子
子どもの未来社
2015-06-12