図書館本

2010年刊行の単行本に加筆

ニセ科学は信じてはいけないのです、楽しまねば!!
真面目で心優しき人々はコロッと騙され損をしたり、あとで後悔したりします。
メディア・リテラシーと丈夫な頭を持たないと、

科学は論理であり、検証され、時に訂正される無現の繰り返し
科学の4種類:
1.正しい科学、
2.未科学(仮説の段階で検証を受けていない)、
3.間違い科学(検証により間違いだと分かる、2005年のロシア人研究者のGM大豆によるラット高死亡率等)
4.ニセ科学(科学でないものを科学に見せかける詐欺行為)、科学に対する大きな期待の中に不安が入り込む(高度成長時代の公害、BSE問題) by唐木英明 「不安の構造」、より。

本書ではあまりに有名なニセ科学を紹介しています。
水からの伝言 波動、良い言葉と悪い言葉で氷の結晶が変わるとか
ゲーム脳
「買ってはいけない」本のニセ科学 (上記、不安の構造にも記載あり、中国商品や添加物の間違った情報)
血液型と性格
地震雲や動物の行動と地震
アポロ陰謀説
マイナスイオン
ゲルマニウムとトルマリン
水で走る車
フリーエネルギー
9.11陰謀説
等々

そしてニセ科学にひっからないための10か条
1.話の出所を確認する
2.誰が言ったのかを調べる
3.キーワードに注目する
4.反論に目を通す
5.数字に注目する
6.理屈で考える
7.実験でやってみる
8.自分の目を疑う
9.願望と事実を区別する
10.正しい科学知識を身につける