図書館本

経済というものに疎いのでおそらく1割も理解出来ていないのかも知れませんが
体感的あるいは感性での資本主義の危うさは感じています。

備忘録的メモ
地理的・物的空間から電子・金融空間へ
利子率低下が資本主義の死の兆候 資本主義卒業証書
金融工学、原子力工学は人間が制御できない
バーナンキ「犬の尻尾(金融経済)が頭(実物経済)を振り回す」
サマーズ「バブルは三年に一度生成し、弾ける」
景気回復は資本家のため、民主主義であったはずの政治は法人税率を下げたり雇用の流動化(非正規)
資本に国家が従属する資本主義
雇用なき経済成長=グローバル資本主義
景気回復は株主のため
脱成長 ゼロ成長が前向き 成長主義こそが倒錯
利子を取る行為=神の所有物である「時間」を、人間が奪い取る行為
キリスト教は金利を禁止(本書に指摘はないがイスラム教も金利は禁止)
資本主義の時代的性格=重商主義、自由貿易主義、帝国主義、植民地主義
金融工学=無限を導入 「過剰」を想定していない
永続的資本主義から清算型資本主義へ
資本が主人で国家が使用人
G20で世界GDPの86.8% G20合意があれば巨大企業(無国籍企業等)に対抗可能
グローバル資本主義は民主主義を破壊する
「より速く、より遠くへ、より合理的に」から「よりゆっくり、より近くへ、より曖昧に」