図書館本

「知事抹殺」(2009)から佐藤さんの本は読んでいる。
原発震災は2011年。
歴史にIFは無いという、しかし、仮に国策捜査で佐藤さんが逮捕されていなければフクイチの事故は起きていないか、もっと小規模だったと思う人が多いのではないか。まさに原発ムラのムラ人達に葬られた知事なのである。

プルサーマルに反対し(当初は同意したが、その後の度重なる事故、情報隠蔽で反対に)、道州制に反対した知事を権力が抹殺していく生々しい時系列の描写。
鈴木宗男、佐藤優の事例、小沢一郎と秘書等の案件、ホリエモン事件、村木局長事件、検察と権力がいかに凶暴であるのかはすでにご存じ通りである。逆にいえば、表に出ていない、泣き寝入り状態で社会から抹殺された人々がどれほどいるのか?


備忘録メモ
原発漬けによる禁断症状としての新規原発建設
メディアによる脅し(首都圏大停電になれば責任はフクシマ)
形だけのパブコメ
メディア・スクラムと人物破壊攻撃
福島・和歌山・宮崎の官製談合での知事逮捕 2006. 地図上で一直線の謎 検察の遊び? 1次安倍政権
奥只見水害とダム もう一つのムラ 流域に10カ所のダム 
1951年にすでにダムの堆砂問題 中谷吉郎博士 「ダム埋没」
原発が悪、水力が善の間違ったレトリック
環境基本計画に原子力はリストされていない謎
隠蔽と監視の原発
ドイツ公共放送ZDF フクシマの嘘、フクシマの嘘 其の2 youtube
東北はいまだに植民地 東北学としてのフクシマ
朝河貫一 「日本の禍機」 変われぬ国は滅ぶ 安積高校の大先輩 国会事故調の黒川さんも朝河を引用