図書館本

中島さんの「なぜ中国人は日本のトイレの虜になるのか? 」2015が非常に良かったので読んでみました。

日本のマスメディアが垂れ流すヘイトスピーチと同類のアジア蔑視とニッポン優越論。
アジアからの観光客抜きに存続出来ない日本の観光地。

日本と中国あるいは韓国との対立を煽る事で得をするのは誰か?
それを考えれば如何に現状流布している情報が偏っているかが分かるはず。

本書は中島さんの日本および中国でのインタビューを通して炙り出される若手中国人(80年代、90年代生まれ)の本音だろう。

争う事よりお互いを知り合う事が日本の国益であることは間違いない。

ダブルスタンダードで苦しむ中国が今後は日本やアジアとの関係性の中で相互利益を相互平和の基盤の上に築いていきたいものである。

備忘録メモ
全体的な意見、平均的意見はない
中国の大学で教育を受けた若者がインタビューの対象
自然と共生する日本人の生き方 (もっとも東方文化伝統を継承するニッポン)
売るのでなく授与する(お守り)、払うでなく納める(初穂料)
トイレの綺麗さ
ACG(アニメ、コミック、ゲーム) 中国のオタク 良い文化
歴史授業の最重要課題としての「明治維新」
愛国教育の経験から日本に興味 辛亥革命と孫文と日本
中国国内からみえない世界(GDP世界2位のプライド)
能力さえあれば対等な日本、濃い人間関係に支配される中国
新しい上司は中国人の現実
感情の抑制が美徳な日本
親を大切にしなさい、勉強しなさいの中国
男は男らしく、女は女らしくの日本、みんなと仲良く、人に迷惑をかけない(現在の40代以上?)