図書館本

読んだ事がないドラッカーと論語であります。
結論から言うと結局昔の人は偉かった!
普遍的な人の進むべき道を論じ、人生はカネだけでは無いという事。

もしドラすら読んでいませんが、安冨さんの視点はドラッカーの思想考え方と孔子は同じであるということだろう。

備忘録メモ
小人とは君子と対極に位置し、仁が作動しない人物であり組織の上に立ってはいけない。
マネージャー=君子 君子=仁たりうる者
ドラッカーの「イノベーション」は技術革新などに留まらない
イノベーションの本質をもっとも理解したのは実は近代の日本byドラッカー
組織の3階層 トップマネジメント マネジメント 現場  そして顧客 その間にコミュニケーション
ドラッカーとフロイトとの出会い 母親とフロイト
ナチス全体主義への対抗手段としてのマネジメント
組織はあくまで手段であって目的でない
徳によってこそ国家が運営される
組織の恐ろしさ 巨大化の弊害
組織の成功例 インド統治=イギリス 9人の政務官 その下に100人の監督官 報告書(情報) 
          病院、交響楽団
情報の洪水=インターネット
情報責任=全員
ポスト資本主義の組織 オートメーション インフォメーション
関所資本主義=ボトルネックを掌握して利益=資本主義の本質 by 安冨
今後は関所の喪失
大学=知識のダムから変貌 インターネット=関所無き時代
日本=関所時代のコミュニケーションで国債乱発
P2P ビットコイン アウトソーシング
日本の銀行 50万人位で十分 実は250万人 2003年ドラッカーインタビュー 銀行という関所

真摯さの誤訳(もしドラ) integrity of character 安冨訳=人格の統合 それが「仁」

ドラッカーと論語
安冨 歩
東洋経済新報社
2014-06-20