JR社長 10月中にも説明会 - NHK山梨県のニュース


JR社長 10月中にも説明会

17日、建設工事の計画が認可された東京と名古屋の間を結ぶリニア中央新幹線について、JR東海の柘植康英社長は、記者会見で、「13年後の開業に向けて余裕があるわけではない」と述べ、早ければ今月中にも沿線の住民向けの説明会を開く考えを示しました。

この中で、JR東海の柘植社長は、「東海道新幹線と並んで大動脈を二重化するプロジェクトだ。地域との連携や環境保全、それに工事の安全を重視して取り組んでいきたい」と述べました。
そして今後の工事について、柘植社長は、「私鉄などが乗り入れている名古屋駅や品川駅、それに南アルプスのトンネル工事があり、13年後の2027年の開業まで余裕があるわけではない」と述べました。
そのうえで柘植社長は、今月20日付けで用地の取得や沿線の工事の管理などを行う部署や現地事務所を設置し、早ければ今月中にも、沿線の住民を対象に、環境保全策も含めた今後の工事の進め方について説明会を実施する考えを示しました。

10月17日 18時00分