図書館本

残心 笹川陽平 幻冬舎 2014

英語の副題?がOvercoming the Stigma (社会的烙印を乗り超える、かな)
ハンセン病患者が直面したStigmaと陽平氏自身の直面したStigma(仕打ち)だろうか。
日本語の副題:世界のハンセン病を制圧する

前節:笹川さんの挑戦という一文を松岡正剛さんが書かれている。

下記の本などに書かれている内容とダブる所が多々あるが、本書が笹川さんの集大成とするならば笹川さんの生き様、哲学、国際保健医療活動(ハンセン病だけでない)のアップデイト版である。

これまで読んだ笹川さん関連の本
悪名の棺 笹川良一伝     工藤美代子 幻冬舎 2010
世界のハンセン病との闘い 笹川陽平 明石書店 2010
この国、あの国   笹川陽平        産経新聞社 2004
世界のハンセン病がなくなる日 笹川陽平 明石出版 2004
人間として生きてほしいから 笹川陽平  海竜社 2008
評伝 笹川良一 伊藤隆 中        央公論新社 2011

備忘録的メモ 上記のメモともダブるがご容赦頂きたい。
16歳で初めて父良一と会った陽平氏
ハンセン病制圧の歴史と笹川財団(少なくともビルゲイツ財団より先んじていた)
Stigma:陽平氏が自ら向き会わざるを得ない良一氏の存在と作られた烙印
ハンセン病:病気からの解放とスティグマや差別からの解放
笹川記念保健協力財団:石館守三先生(73歳)、日野原重明先生、笹川良一(75歳)
天然痘撲滅 WHOへ100万法.魯鵐札麌促錺チン接種第一号は笹川良一
ハンセン病は完治する、薬は無料で手に入る、差別は許されない。3メッセージ
グローバルアピール:ハンセン病患者や回復者のおかれている現実を世界に。

日本財団 5年間5千万法複毅芦円)のハンセン病治療薬無償提供 1995年
2000年以降はノバルディスが無料提供を継続
2014年現在 有病者数1万人に1人未満の目標に達していないのはブラジルのみ
協力であって援助ではない。1985年122カ国
礼節と義侠 晩年の良一は他人の義を見誤り、礼節に欠ける人物を信頼したこともあったと。
和漢漢才から和漢洋才への流れ 日本を語ることの重要性
ナショナリズム(民族主義、愛国主義)とパトリオティズム(愛郷主義)を混同している日本人 松岡氏は土発心(愛郷主義)

近い将来にオスロかストックホルムでメダルを財団が授与される事を夢見てメモを終える。
そして今後も陽平氏が世界中の要人と私人の立場で広く交友し世界平和のために貢献されることを祈る。