テレビ録画しておいたもの BS日テレ

内容も良かったけど、撮影したスタッフ(映画では仲間)がまた凄いですね。

興味深かったのは、明治時代の営林署の職員が陸軍測量部の職員にかなり横柄に対応していること。

その時代を知る上で非常によく出来ているのではないかなと思った。

油紙で資料を包んで守ること、小島 烏水らが導入した登山道具。

主人公の好敵手?として登場する小島と山梨の繋がりに興味を覚えた。


小島に関して、芦沢一洋さんは「アーヴィングを読んだ日 芦澤一洋 小沢書店 1994」のなかの
西茂住の思い、で芦澤さんは書く

双六谷の水は今でも十分神秘的だ。秘密がたっぷり詰め込まれて感じがする。初めてこの水に出会った時、私は決意を固めたものだった。私の釣り道具は先ずこの水に清められねばならないと。世の中のには美しい水というものが確かに存在するのだ。
大正3年7月28日から8月10日にかけて双六谷遡行の旅を経験した烏水が、「双六谷の水の美」文中に言う。
「高原川の浄明な、美しい水へと突っかけて来る双六谷の、その又水の麗しいことと言ったら、只だもう青い火である。私はそれを液体と言いたくない、たとい氷のように冷たくても、それは焰である。紫の山や、黒い森から、飛んでめらめらと岩石を燃えつくす一団の青い火である。この色が、この精力が、この音響が、この暗示が、深遠を閃めかす青い火でなくて何であろう。・・・・とろりと青く澄んでいる
深潭を見つめていると、あまりに透明に青澄んでいるので、ぐらぐらと眩暈がして後髪を引き倒されそうになる」

また、宮沢賢治と保阪嘉内のことを書かれている

「二人の銀河鉄道 江宮隆之 河出書房新社 2008」の中では
保阪が甲府中学時代に薫陶をうけた大島正健校長や甲府中学のことも若干書いている。大島校長が招聘した英語教師、野尻正英(まさふさ)(野尻抱影)が星や山の先生でもあり、嘉内がハレー彗星の観察をしてスケッチを残したこと。野尻の弟は大佛 次(鎌倉女学院の教師もした)
野尻は登山家の小島烏水とも親交があった。

劔岳 点の記 メモリアル・エディション [DVD]
浅野忠信
ポニーキャニオン
2009-12-11




二人の銀河鉄道―嘉内と賢治
江宮 隆之
河出書房新社
2008-02