JR東海社長リニア手続き急ぐ - NHK山梨県のニュース


審議会意見、知事意見書、民意を無視してやりますか???

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1日就任したJR東海の柘植康英社長は報道各社のインタビューで、13年後の開業を目指す「リニア中央新幹線」について、環境への影響に対する沿線の自治体の意見を踏まえたうえで着工に向けた手続きを急ぐ考えを示しました。
JR東海が東京の品川と名古屋の間で13年後の開業を目指すリニア中央新幹線を巡っては、先月、環境への影響をまとめた準備書に対する意見が沿線の1都6県の知事から出されましたが、この中では工事に伴う自然への影響など情報が不十分だといった指摘もありました。
これについて柘植社長は「足らない所は補って、疑念や疑問があれば出せるデータは出してきちんと説明できるようにしたい」と述べました。
そのうえで柘植社長は、「環境影響評価書をできるだけ早く出して、認可の申請など着工に向けた手続きを進めたい」と述べ、沿線の自治体の意見を踏まえたうえで今後必要な手続きを進め、着工を急ぎたいという考えを示しました。
一方、2020年の東京オリンピックにあわせてリニア中央新幹線の部分的な開業を求める声が出ていることについて、柘植社長は、「山梨県の実験線を少し西に伸ばしてはどうかという話もあるが、この6年ほどの間に土地取得ができるかというと難しい」と述べ慎重な考えを示しました。

04月02日 14時56分