図書館本

石牟礼さん(1927-)を知る多くの方が執筆されている。
彼女の人柄、作品の評価等々。

対談の中の石牟礼さんの言葉
つながりたいという。潜在的には誰もが、それは人間だけではないと思います。やはり自然はいろんな形をとりますが、存在の風土というか、以前はあったような気がします。それに問いかけをし、答えがあって、答えてくれないときも自然はありますが、それは言葉になる以前に、風土は存在して目に見えないものも存在すると、ここ50年くらいで考えるようになりました。

ふと年譜を見ていて思った、第一回大宅壮一章を辞退。いくつかの賞を辞退。
1977年(50歳)5月 山梨県塩山市の中村病院にひと月入院とある。これは、「わだつみ会」元理事長の中村克郎先生( 1926年 - 2012年1月22日)の病院なのだろうか、、、

目次
【目次】
◆石牟礼道子 全集未収録エッセイ◆
水俣から蘇りのための標しを
原田先生のご遺言

◆座談◆ 石牟礼道子×佐多稲子×土本典昭 原点を書く」
◆討議◆ 石牟礼道子×伊藤洋典×岩岡中正×宮本久雄 「たましい(魂・anima)への旅」

◆寄稿◆
渡辺京二 ----生命の痛々しい感覚と言葉
池澤夏樹 ----水俣と言葉の力
緒方正人 ----三十八億年の生命の願い
最首悟 ----いのちはいのち 石牟礼さんを読む
町田康 ----わだっだっ、おおおわだっ、わだっだっ。
伊藤比呂美 ----死に負けない「生きる」行為 『アニマの鳥』
季村敏夫 ----美しさよう なあ かかしゃん
上野朱 ----受け取りきれなかった夢の話
高山文彦 ----お二人のこと 石牟礼道子と渡辺京二
姜信子 ----相逢えないものたちの絆
小池昌代 ----流れ 石牟礼道子の詩
石井光太 ----姉の目線と、芸の言葉
鹿島田真希 ----『苦海浄土』という聖人伝
湯浅学 ----人体を奏でる
佐野眞一 ----石牟礼道子と宮本常一の『親和力』
若松英輔 ----涙のしずくに洗われて咲きいずるもの 「花を奉るの辞」と「花を奉る」
五所純子 ----毒をふくんで言葉で殺す
友常勉 ----マルスとヴィーナス 石牟礼道子と水俣病闘争
池田雄一 ----盲目のひとり野球部
東琢磨 ----逆世の実り
森元斎 ----悶え加勢すること

略年譜/主要著作一覧