リニア事業の影響危惧 静岡市専門家会議が答申案 | 静岡新聞


ちなみに山梨県は推進派多数の専門家会議様ですね。
さらに、議事録の公開遅いし、公聴会(1月26日)ギリギリに発表という福島の秘密会の様な感じ?


この同じ会議の内容を3Kさんが書くとこうなる(笑) 皆さん比べてみてください。
以下記事


リニア事業の影響危惧 静岡市専門家会議が答申案
(2014/1/10 07:38)

 JR東海のリニア中央新幹線環境影響評価準備書について審議する静岡市の専門家会議は9日、田辺信宏市長への答申案をまとめた。南アルプスでのトンネル掘削や発生土(残土)処理が「周辺の生態系に与える影響は大きい」とし、必要に応じ保全措置や残土置き場の選定などを見直すべきとした。
 リニア建設事業がユネスコエコパーク(生物圏保存地域)に及ぼす影響について「全体の機能喪失につながり、目的の達成を妨げることになる」と明記。関係機関との協議など登録実現に向けた支援を求めた。
 発生土置き場の候補地とされた7カ所のうち、伝付峠周辺の扇沢は山体崩壊の危険性があるため避けるべき、とした。燕沢も土石流が発生した場合の下流への影響が大きく、調査や環境保全措置実施が必要と指摘した。
 予測される大井川上流部での毎秒2トンの水量減量は「大きな変動値であり、自然環境をはじめ、影響が懸念される」とした。
 このほか、水環境や動植物など、ほぼ全ての項目で詳細な調査データの不足を指摘し、ヤマトイワナやチョウ類のオオイチモンジなど、文献で確認されている希少種の情報把握に努めるよう求めた。
 専門家の意見は14日に田辺市長に答申する。市長は答申を踏まえ、22日に知事に意見を提出する方針。

<静岡市専門家会議答申案のポイント>
 ▽リニア建設事業が生態系に与える影響は大きい
 ▽関係自治体や専門家との意見交換に努め、計画見直しも視野に入れるべき
 ▽伝付峠周辺は山体崩壊の危険性があり、発生土処理を回避することが望ましい
 ▽河川上流部での毎秒2トン程度の水量減少は大きな変動値
 ▽工事は多様な生態系を損ない、登録を目指すユネスコエコパーク全体の機能喪失につながる