図書館本

平成25年12月4日国土強靭化基本法案可決 その後特定秘密法案可決
正式には
「強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靱化基本法案」

さて本書
著者の五十嵐さんは、以前より公共事業の問題点を指摘している。
誰のための公共事業なのか? 必要なものと不要なもの、そして当然優先順位があるはずである。
そして、この法案の特徴として、人口減少と高齢化社会というイメージは全く出てこないと指摘。

国土を超えて、国家強靭化、列島改造論を超えて国家改造論と言うべき戦略モデル
費用対便益を指標にしても官僚側の計算と市民レベル側(環境破壊や健康被害を考慮)の計算の乖離

行政の自由裁量権の問題
荒瀬ダム撤去に見る自然・環境回復 

読んで思った、紙幣を刷ってそれを経済と呼ぶ、いくら借金しても返さない(返せない)、そしてツケはすべて未来に先送り。その場限りの紙幣の循環であるのなら、直接公共事業を行う労働者に渡せば良いのである。
確か養老先生も同じような事を書いていた。
まずは優先順位を住民と行政が一緒になって決める事が大人の役目なんじゃないか。

目次
第1章 震災復興と国土強靱化
第2章 公共事業の再編と国土強靱化
第3章 総有と市民事業―国土・都市論の「未来モデル」
第4章 消費税が公共事業費に化ける

強靭化のせんせの初期作を上げておきます。買うのはムダなのでもし図書館にあったら読んでみると良いですよ。どれだけ日本を破壊するかわかります。