東京新聞:リニア来月24日説明会 住環境や地価下落など市民に不安:神奈川(TOKYO Web)

出来てからでは税金も健康も、自然も戻ってきません。
リニアを欲しい人が誰か良く考えてみてはいかがでしょうか?

以下記事
川崎市もルートに入っているリニア中央新幹線について、JR東海の県内説明会が七月二十四日午後七時から麻生区の麻生市民館で開かれる。二十五日、市などが明らかにした。住環境の悪化や地価下落などを心配する市民から市に開催を要請するよう陳情も出ていて、この日の市議会一般質問でも取り上げられた。(山本哲正)

 JR側は、二〇一一年の環境影響評価方法書で市内の事業区域を中原、高津、宮前、多摩、麻生の五区にわたる三キロ幅で示したが、トンネル施設内の吸排気に利用する立て坑の位置も示していない。陳情は市議会が五月に趣旨採択していた。

 田中敬三まちづくり局長は、市内開催を強く働き掛けたと説明。阿部孝夫市長は「市域を通過し、立て坑の工事があると市民の生活環境に密接な影響がある。責務として計画の詳細を市民に説明する必要があるJRに、しっかりした説明をするよう要請していく」と語った。

 このほか一般質問では、地震防災で、市は石油類などの屋外タンクが市内に千六百五十六基あり、うち百三十四基が安全基準に適合していないと報告した。東日本大震災を受けて市は早期改修を事業者に指導しており、これまで九基で改修が実施されたという。

 また、市立川崎病院で許可病床七百十三床のうち六十七床分が稼働していないとの指摘に、小金井勉病院局長は「医療従事者確保を進め、小児医療など市民ニーズに(稼働していない)病床を活用したい」と答えた。