中部横断自動車道 八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会

僕の原体験、原風景は八ヶ岳山麓である。
母親の実家があるからだろう。
自然の大きさ、怖さ、そして限りない優しを教えてくれた八ヶ岳である。

そんな素晴らしい場所に高速道路を作ろうとしている、多くの人が声をあげた。

高速道路が欲しいのではないのだ、高速道路工事が欲しいのだ。
これはリニア新幹線と同じ構図である。
1980年代からの大型公共事業がまさに源泉だろう。整備新幹線も新幹線が欲しいのでなく、新幹線の工事が欲しいのだろう。だから、費用対効果など関係なく政治で話が進む。

経済成長が期待できない未来、そして人口減少社会の到来の中でインフラ維持管理費すら手当出来ないのにどうして高速道路やリニアが必要なのか?

地元の心ある人たちは分かっているのだ。

八ヶ岳高原大橋、それも結局は工事だけが欲しかったことが明らかである。
そして誰も責任を取らない。


高速1高速2