快楽上等! 上野千鶴子 湯山玲子 幻冬舎 2012

本が好き、献本御礼

上野女史(1948-)と湯山女史(1960−)の対談をまとめた300ページを超える書。
上野さんの本は何冊が読んだ事があるが、湯山さんは存じませんでした。
湯山さんは「女ひとり寿司」等の著作やその他のご活動で著名な方の様です。
上野さんと言えば、フェミニズム、お一人様教祖としての東大教授というイメージが
ありますが、本書においても、またご自身が老いても、過激なご発言の嵐であります。
本書の趣旨は3.11から見えた日本の社会学なのでしょうが、お二人とも脱原発であり
湯山さんは義母と東京から避難されたと書かれている。
また上野さんは、関西電力からの研究資金が提示されたが、研究に参加しなかったとか。

備忘録的メモとして
ネオリベのアイコンとしての勝間女史
カツマー型アプローチの限界
ネオテニーな日本人が作り出した社会としての原発事故
上野女史の高校卒業後の自白、セックス、酒、外泊、学生運動、万引き(これは犯罪じゃないですかね?>上野せんせ) 乱交とかワンナイトスタンドも?
おひとり様の最後は「選択縁」、地縁も血縁も関係ない、お友達繋がり。フラットな横の繋がりだそうです。


快楽上等!  3.11以降を生きる
快楽上等! 3.11以降を生きる