両陛下、7年ぶり来県 「武田の杜」など視察 : 山梨 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


まず個人的に思うのは、陛下を植樹祭などにもう利用しないで欲しい。
散々、拡大造林などと言って人工林を増やし、その後は材の値段が下がったから手入れが出来ないなどという林野庁、地方の関係部署。

恩賜林と言う言葉は山梨だけで使われるようであるが(子供の時から知っていたから、全国的に使われていると思ったらぜんぜん違いました)陛下から頂いた(ネットで調べてみると直ぐに分かります)森なんです。

そんな森が山梨の県有林の大部分を占めるんです。

そしてそこにリニア新幹線のために地形を変え、巨大なトンネルを通すのだそうです。

保安林の解除なんかは行政主導で簡単に出来てしまうようです。環境アセスメントが本当に環境保護や未来の日本のために行われるのでしょうか?

クニマスも結構ですが、富士五湖の淡水魚の放射能検査はどうして継続的に行われないのでしょうか?
富士山麓のキノコは既に汚染されていますよね。

陛下に頂いた森を壊して、さらに穴を開けてまでリニア新幹線を必要とするのだ誰なのでしょうか?



以下記事
甲府市の「武田の杜保健休養林」視察のため6日来県された天皇、皇后両陛下は、JR甲府駅や沿道に詰め掛けた約9550人から温かい歓迎を受けられた。両陛下の来県は7年ぶり。

 両陛下は午前11時49分、臨時専用列車でJR甲府駅に到着された。横内知事や宮島雅展・甲府市長らに出迎えられた後、県庁で横内知事から県勢概要の説明を受け、今年1月に孵化(ふか)したクニマスの稚魚もご覧になった。

 武田の杜保健休養林では森林学習展示館を見学後、県森林総合研究所の安富芳森所長の案内で甲府盆地を一望できる展望台付近を散策された。両陛下は南アルプスや御坂山地、茅ヶ岳といった山々と恩賜林についての説明を受けると、「恩賜林はどの辺りですか」とご質問されたという。
(2012年10月7日 読売新聞)