『ニッポンの嘘』公式サイト|トップ


横浜関内の横浜テアトルで見させていただきました。
一応、「写らなかった戦後 ヒロシマの嘘」を読み、写真集「ピカドン―ある原爆被災者の記録」を見た後での観賞でした。


歴史の多くは施政者、支配者、権力者側からも見たテキストで綴られていると書いたのは確か網野善彦。
そして、住民目線で網野や宮本常一は日本を記録し歴史を見直した。

福島菊次郎という人はまさに、地を這う様に日本を記録した。それは広島の原爆投下、そして隠された被爆者を知ってしまったからだろう。

原爆被爆者、日本の兵器産業、ウーマンリブ、国籍差別、学生運動、成田闘争、原発反対運動(祝島)そして福島原発震災を通して福島さんはヒロシマの嘘が実はニッポンの嘘だと認識する。

映画の中では語られないのだが、福島さんの戦争に対する怒りは、ご自身の軍隊での体験が大きいのだと思う。理不尽なまでの暴力によるいじめや虐待が日常茶飯事であった事を書の中で触れている。

そして戦争責任を考える。

2013年には新たな書籍の出版が予定されているという。





写らなかった戦後 ヒロシマの嘘
写らなかった戦後 ヒロシマの嘘
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ピカドン―ある原爆被災者の記録 (1961年)
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この本は図書館にもなかなかありませんが、「ピカドン 福島菊次郎」で画像検索をされると一部の写真等が見られると思います。平和都市ヒロシマの裏に現実にあった被爆者の生活がそこにあります。