本年読んだ本の中でおそらくベスト3に入る。

松下竜一(1937-2004)さんの本は何冊が読んでいて、生き方、思想、に強く感銘を受けていた。
本書は松下さんが公演された内容を文字に起こした記録であり、著作とはまた違った角度から松下さんの生き様が見ることが出来た。

1988年(昭和63年)4月の東大入学式の講演「私の現場主義」を聴いた方は今は40歳を過ぎていることだろう。

また脱原発ネットワークでも講演をされている。1991年。

記録文学のこと、住民運動のこと、そして「豆腐屋の四季」までとその後の人生のこと、右とか左とか関係なくそこに住む人の目線からすべてを俯瞰していたのが松下さんだったのだと思う。
だから死後も多くの方に読み継がれ、さらに3.11原発震災後にはさらに注目を浴びたのかもしれない。

あわせて暗闇の思想を―火電阻止運動の論理 (現代教養文庫)を読んでみてください。

暗闇に耐える思想 松下竜一講演録
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暗闇の思想を―火電阻止運動の論理 (現代教養文庫 (1127))
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松下竜一 その仕事〈12〉暗闇の思想を
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