知人の勧めにより購入(安かったし) 大正解の映画でした。


陪審制という法制度がある。日本も戦前はあったようだ。現在の裁判員制度とは異なるのだろうが。

人の運命を決める裁判は人が運営する。
感情ある人間(動物にもあるとは思うが)が時に冷静さを失い、間違った判断をすることがある。


一人の疑問から、残りの陪審員がその主張に同調するまでの人間模様が実に旨く描かれていると思う。

証言や物的証拠の積み重ねで裁判が進む、しかし完璧というテクストはおそらくないのだろう。

そして職業に貴賤なしというメッセージが込められているように思った。

知る事よりまず考える事なんですね。

最近の新しいDVD(ジャック・レモン主演)もあるようなのでみたいと思うのです。

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