図書館本

帯:異形化する動物たち 原発事故で壊れてゆく人と自然の関係


本書に収められている写真のおそらく10倍も20倍もの枚数の撮影をされたのだと思う。
そうして、出版される画像が選ばれた。


短いテクストの中に込められた思い、叫びが何処に届けばよいのだろうか?

餓死した動物、これから安楽殺される牛、彷徨う家畜、ペット。

人間が自然を支配管理することなど許されるはずが無いことを多くの日本人、世界の人々が知ったはずなのに。

安全、安心の前にあるはずの信頼、それは経済の前提では既になくなっている日本なのだろうか。

フクシマ2011、沈黙の春
フクシマ2011、沈黙の春
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