３．１１クライシス 佐藤優 マガジンハウス 2011

図書館本



各種媒体に発表した震災以後の佐藤さんの文章。

かなりダブっている内容になっていますが、これもマガジンハウスの戦略か？

いずれにせよ、佐藤さんの主張は単純明快。
あえて、国家翼賛体制：今は菅さん批判している場合じゃなくて、職（総理大臣）を支持して国を挙げて災害復興
日本近代の合理主義、生命至上主義、個人主義の超克
無限責任という職務、大和魂
責任追及より真相究明を；国策捜査にみる真実が語られない現実による国益毀損
（2002年の鈴木宗男事件における外務官僚の平然と嘘をつく現実が背景にある）
10−15年の中期的展望において原子力発電からの離脱あるという想定は非現実的（これには評者は同意しないが）


3.11　クライシス！
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Comments

[1. きゃま]

こういう本見ると、震災を食い物にしてるなぁ、って思ってしまう。

[2. tama]

私は食い物にしているとは思わない。
言いたいことがあるのだから、しっかり言えばいい。

言わない人の方こそ、考えているのか？と思う。

[3. 鎌倉おやじ]

amazonの書評での、出版社の編集の問題は指摘されておりますね。

僕の場合は図書館で借りているので問題はないですが、いきなり購入されている方はちょっとガッカリかもです。

この出版社は以前も同様な書籍がありましたので、購入する場合は注意が必要かと。

ちなみに佐藤優は必読かと。若干理系ネタには穴があるのはしょうがないですが。