県内高齢化率が過去最高に - NHK山梨県のニュース


地方の場合、特に里山に住まれ方の場合は年金で十分に生活出来る(家の場合、里山じゃないけど家賃や
その他の経費負担がないので、お袋は生活出来る)。

しかし都会の場合、一軒家でも持ち家でも固定資産税がかかり、賃貸の場合は賃貸料がバカにならない。
そんな所のご老人は確かに医療レベルが補償される代わりに支出も多くなるのは当然である。
そして自給自足的な事が出来ないので、食糧から何から全てを購入せざるを得ない。
そんなご老人達の年金を負担しているのは現役世代とこれから就職をする世代である。

特に若者は安い賃金でなおかつ非正規だったりパートタイムだったりする。仕事の質も量も出来の悪い年長者職員と同じなのに。
この様な状況の中で、格差は確実に、そして急激に広がる。
そうすると何が起こるか? モラルの崩壊と治安の悪化であろう。

良く言われるが、沖縄だけが現在元気なのである。もちろん給与平均は低い。でも生産年齢人口層の減少は無いと言われている。この辺に日本の生き残るヒントがあるのかもしれない(沖縄独立という可能性もあるけどね)。

下記の記事の間違い(県の考え方)は、老齢者の支援態勢の強化ではなく、若者への支援強化でなければならないである。経済学的にはすでに当たり前の事らしいが、誰も真剣に行わないのである。

そして日本は経済で負ける前に老人に負けるのである。(何回も書いていて、だんだんあほらしくなってきた(笑)

以下記事

県内高齢化率が過去最高に

県内の人口のうち65歳以上の人が占める割合、「高齢化率」は24.2%に上り、過去最も高くなりました。
山梨県がことし4月1日時点でまとめたところ、県内に住む65歳以上の高齢者は、男性が去年の同じ時期より8人増えて、8万9951人、女性が4人減って12万1941人で、男女あわせると、4人増えて、21万1892人となりました。
その結果、人口に占める割合、「高齢化率」は去年を0点1ポイント上回って、24.2%に上りました。
これは全国平均より1ポイント高く、記録を取り始めた昭和48年以降、最も高くなっています。
市町村別に見ますと、早川町が最も高く49.2%、次いで、丹波山村が46.3%、小菅村が39.3%などと、6つの町村が30%を超えました。
一方、最も低いのは忍野村で14.5%、次いで、昭和町が15.2%、中央市が17.8%、甲斐市が18.7%とこの4つの市町村が20%を下回りました。
山梨県は「ここ数年は終戦前後に生まれた人が高齢者になる時期なので、増加率は比較的抑えられているが、その後は65歳以上になる人が再び急増するので、支援態勢を強化していきたい」と話しています。

08月31日 12時33分