原発がなくても電力は足りる!
検証! 電力不足キャンペーン5つのウソ
著者:飯田哲也・古賀茂明・大島堅一 監修 宝島社 2011

5つのウソはこれ
電力不足キャンペーンのウソ
電気料金を上げなければならないのウソ
原発は最も安い発電方式のウソ
原発ゼロで産業衰退のウソ
自然エネルギーは高コストのウソ



絶対儲かる電力事業なんですね。そして国策としての原子力事業、破綻しているのに未だに続ける再処理核燃料サイクル事業。
税金をつぎ込み、必ず利潤の出る総括原価方式という美味しい仕組み。
大口電力使用者の電力単価は未だ公表されず、市民の電気代は知らず知らずの間に値上がり続ける仕組み。
ゼネコン、経済界、そしてオイシイ天下り先が待っている経産省官僚達、そしてそんな業界等や政府から科学研究費を補助される御用学者の先生方。
原子力ムラというムラは実は電力ムラ(個人的にこのムラという文脈は嫌いですが)という上部組織(マフィア)の一部分に過ぎないのでしょう。

私利私欲の無い人達が綴った本と、既得権益の中で嘘で固められた情報を出し続ける人達の既存メディアでの発言のどちらを信じるのか、そこに日本の未来があるように思うのである。

京大の小出先生も原発がなくても電力は足りると述べられていた。
もちろん湯水の様に電気を使う愚かな行為はたしなめている。

そして本書を読み終えて、こういう世の中の既得権益という文脈を考えると、現在進行中のリニア中央新幹線も同じ流れの中にいるように思うのである。
人口減少、乗車率の低下、格安交通機関の出現(LCC,高速バス等)という社会の中でどうしても環境破壊をしてトンネルを掘り、軌道を引きたい人々がいるのだと。


宝島社webより
はじめに 「電力不足キャンペーン」に隠された「原発のウソ」
第1章 電力不足キャンペーンのウソ
 原発推進のための巨大な世論操作 「電力が足りない」のトリックを明かす!   飯田哲也
 日本全国電力MAPに見る 「全原発停止でも電力は十分まかなえる」
 「でんき予報」の怪しい「ピーク時供給力」
 電力配分の融通がきかない10電力体制の大罪
 COLUMN1 国ぐるみで隠していた「揚水発電」の電力

第2章 電気料金を上げなければならないのウソ
 コストをかけるほど利潤が得られる仕組み 電力会社と電気料金の隠微な関係   古賀茂明
 電気料金の内訳はなぜ不透明なのか?
 全原発停止で電気料金の1000円値上げはホントか?
 世界一高いと言われる日本の電気料金はピーク時需給量にあわせた“押し売り”価格
 電力会社はなぜ電気の「見える化」を嫌うのか?
 COLUMN2 オール電化住宅の大誤算

第3章 原発は最も安い発電方式のウソ
 政府が公表しない巨額の隠れ費用を試算 実は火力や水力よりも高い原発の総発電コスト   大島堅一
 「原発の発電シェア3割」に隠されたウソ
 夢のまた夢「核燃料サイクル」に使われた3兆円超の仰天コスト
 原発に損害保険をかけたら保険料は年間いくらになる?
 新設すればするほど建設コストが増大 原発は「安くならない」異端の技術
 COLUMN3 「原発は脱CO2の最終兵器」のウソ

第4章 原発ゼロで産業衰退のウソ
 新興国の電力不足、停電リスクはケタ違い! 原発停止で企業が海外に逃亡するの大ウソ   飯田哲也
 埋蔵電源を無視したまま「原発停止で産業衰退」の笑止千万
 電力使用制限令で“強制”された「輪番休業」は本当に必要だったのか?
 「電力自由化」はこうして電力会社に潰されてきた
 ウランでさえ限りある「資源」 原発依存の産業に未来はない!
 COLUMN4 斜陽企業を延命させる原発マネー&立地対策費

第5章 自然エネルギーは高コストのウソ
 技術はあるのに定着しないのはなぜ? 電力会社&経産省が仕掛ける風力・太陽光発電潰しのワナ   飯田哲也
 スペインが自然エネルギーのシェアを40%に拡大できた理由
 風土によって大きく異なる自然エネルギーの利点と欠点
 かつてはイスラエルと並ぶ「太陽熱大国」だった日本
 エネルギーシフトの第一歩は電力の「地産地消」から

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