図書館本(かなり予約待ちしました)

西原さんの絵本。
あえて言えば西原哲学絵本

15話からなる、神様とは何か。
西原さんの過去の書籍を知っている人は、彼女の海外で見たものがその背景になることが分かるだろう。

種々な民族がいる、種々な宗教があり文化歴史が存在する。
貨幣の量で生活の内容が左右され、出自で身分や将来が決まる世界が存在する。

しかし、子供という自然、それは大人が本来制御不能な実質として本質あるいは普遍を見抜いている。

世界中の子供達が新たな世界を創造する。
子供の世界に宗教対立も思想対立も存在しない。
自然の中で自由に生きる。
そこに、もしかしたら、みんなの神様がいるのかもしれない。

西原さんは、こんな考えではないのかもしれない、そして、考えすぎというか妄想なのかもしれない。
でも、絵本と同じ光景を僕は何度か海外で見たことがある。
ただ、それだけである。

きみのかみさま
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